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龍馬の命日

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龍馬の命日
大河ドラマ「龍馬伝」のおかげで、再び龍馬ブームみたいですね。日本時間の今日は、龍馬の誕生日であり、暗殺された命日になります。

多感な高校生時代、初めて手にした司馬遼太郎の本が「花神」。当時のNHKドラマがきっかけでした。そして、「峠」。確か高校二年生の夏・・・河井継之助の生き様に正座して本を読んだ記憶があります。三冊目に手にしたのが「竜馬がゆく」。それから、私の竜馬を追っかける人生は、彼が暗殺された年齢を超えるまで続きました。今でも全8巻は30年以上、引越ししてもずっと持ち歩いてきました。

学生時代、龍馬を知ったときには、天然パーマ、近視・・共通項がひとつでも見つかればうれしがっていたものでした。

大学生時代、留学する時に大阪から飛び立つ前に、初めて東山霊山の墓前に渡米報告に親友二人を無理やり引き連れていったのも暑い夏でした。新婚時代の初めての国内旅行を京都にして、再び墓前・・・だけで飽き足りず、伏見寺田屋まで行ったときには、もう飽きられを通り過ぎて、あきらめられていたのかもしれません。

最近、この年齢になって龍馬の行動を振り返ると、孤独だったのかもしれないなあと思いあたるようなことがあります。誰にも理解されず、逆に利害関係を持つ周囲からは白い目で見られ、四面楚歌だった大政奉還のころではないでしょうか?

自分の人生の主人公であるために・・・分かれ道の時には、常に大変なほうを選択して来ました。それが正し選択だったかどうかはわかりません。でも生き様としては正しかったと思いたいと思います。



血が騒ぐ・・・そんな人との出会い、何も歴史上の人物だけではなく、今、生きている現在にもそうした一期一会はまだまだあると思います。

しかし、幕末に志士が今の日本観たら・・・・こんな腑抜けな日本になるための開国ではなかったはずだと嘆くのではないでしょうか?

龍馬に合掌・・・・

写真はあまり有名ではないですが、二七歳当時といわれている龍馬(左側)
よく知られている写真は、目を細めています。多分、近視だったせいでしょうが、大きく目を見開いていたら、こんな顔だったのでしょうか?
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