Wildfire - 米国西海岸の山火事
9月
13日
通常自然発生が原因ですが、日本の人には馴染みがないでしょうね。夏時期にとても乾燥するカリフォルニア州では、完全乾燥した木々の葉っぱが強風で擦れあう摩擦から発火を誘発します。雷が落ちてからの発火も時にはあります。今年は、花火とか人的災害もあると友人のSNSで読みました。
その被害範囲はとうとう西海岸全域になりました。山火事から発生する煙で昼間も太陽がほとんど見えない。通常見える数キロ先の対岸や街が煙で霞む。そして、灰が街中にも降り注ぎ車にも灰が積もったり、空気の悪さから匂いや喉の不調を訴える人も出始めているようです。
検索で見つけた山火事マップから見るとカリフォルニア州は山間部全域と言える被害状況です。森林がこうして燃え尽きると植林しても森が戻るには50−100年かかるのではないでしょうか?それに関連する自然体系;動植物の連鎖体系の崩壊も深刻な問題になるでしょう。基本的に雨量が少ない地域ですが、森林が無くなると洪水誘発も今後起こる危険な地区も出ると思います。
日本の震災や津波の自然災害では、すぐ隣国の友人の台湾が寄付などの反応。友達プロジェクトで米軍含めた支援もあった日本。現在、米国西海岸の被害状況など把握していませんが、日本政府、日本人として多くの日系人や駐在員とその家族、また旅行で多くの日本人が訪れる西海岸を他人事では済ませれない多くの日本人の方々がいらっしゃるのではないかと思います。
マスコミ批判的コメントになりますが、なぜ日本では話題にもならないのか?国内のコロナ患者数の毎日発表で内向きな視点で暮らしていると完全に国際社会から取り残される日本人ばかりになると危惧している重大ニュースの一例です。
ネットで「米国、山火事、カリフォルニア、2020」などで画像検索されると多くの写真で現状が垣間見れます。太平洋の向こう側ですが、関心を持っていただければ幸いです。