後ろの書は山岡鉄舟。
「柱の傷はおとどしの〜五月五日の背比べ」と小学校の音楽の時間では歌い、私の故郷でもあちこちに鯉のぼりが空に泳ぐ風景が懐かしく思い出されます。最近鯉のぼりなんて見かけなりましたね。
日本はゴールデンウィーク後半。Stay Homeで日頃居ない父親がいつも家に居て、ネット会議などしていると初めて父親の仕事を垣間見る子供たちも多いのではないでしょうか?コロナウイルスで負の遺産もこれから沢山出てきますが、逆に「家族」の大切さ、「子育て」の意味を考え直す正の遺産も出来ていることを切望する一人です。コロナ離婚なんて言霊的にも冗談ではないですね。これで夫婦仲がよくなる事は、子供の教育にとってもとてもいい影響を及ぼすと思います。塾に通わせたり、オンライン塾を探すより、一日30分でもいいから親も子供とTVゲームしてみるのもいいかも?
ところで五月五日は、端午の節句で男の子のお祝い。女の子には三月三日の桃の節句があります。祝日にはなっていないですが・・・何故端午の節句を「子供の日」にしたのでしょうか? 祝日にする大義名分? もしそれが理由だったら、三月三日も祝日にしてきちんと女の子、男の子の節句をそれぞれ祝ってあげるのがいいなとフッと思った朝でした。
少子社会の日本。爺ちゃん、ばあちゃんとの同居も減って「おばあちゃんの知恵袋」ではないですが、お年寄りから「生きる力」を学ぶ機会がめっきり減った昭和の後半から平成時代だったのではないでしょうか?令和の時代、改めて「家」とは何かをこのStay Homeの長い期間のチャンスに人々がそれぞれの家族単位で色々と考える機会にもなったらいいですね。
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