エリゼ条約50周年にみる日本の今後
7月
6日
17世紀の30年戦争時代にすでに宿敵としていがみ合っていた独仏。第1次、第2次世界大戦を経てその関係はもっと最悪なものに。その第2次世界大戦後に締結されたのがこのエリゼ条約。
いまでは独仏の2国間では世界最初の歴史教科書を作成して青少年の教育にも力を入れています。学校の姉妹締結校は5000校以上。市町村レベルで2200以上になっているそうです。
昨今の日本というかアジアはどうでしょうか? 中国の立ち位置を考えると日本がまず考えるべきは日韓関係。エリゼ条約にその目指す手本の数々があると思います。
受験の弊害?! 世界史は大嫌いでした。英語、フランス語の読み方で国王の名前も2通り。年代や馬鹿げた名前の暗記でなく、こうした条約の背景、発展などこそ歴史から学ぶべき大切なことだと改めて痛感した今朝の散歩でした。
ITという道具は国境もなくし、時空を越えることができます。
本当に大切なのは、このエリゼ条約の歴史が物語るように人の心にある垣根がなくなって、初めてITという道具の使い方、価値が上がるのでしょう。