再び私の履歴に戻ります。高校時代は大学受験の波に流される一人でしたが、 自分の人生観と悩む青春時期に突入しました。 前に触れましたが、高校二年夏休みのアメリカ旅行と司馬遼太郎の幕末小説に出会ったことは大きな切欠だったのではないかと思います。そして、高校三年の担任で恩師の竹田信義先生との出会い。担当科目は政治経済と倫理社会でした。特に倫理社会の授業は楽しく哲学にも目覚めた時期とも重なります。一方、北 杜夫著の「どくとるマンボウ青春期」に出てくる旧制高校の良きバンカラ時代に憧れたりもしました。「だるまさん」を答案用紙に書いてアホな真似したのは大学に入ってからです。
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