今日は、県内の中学校・高校に出向いて「いのちの出前講座」という性教育を7年間続けている、当院助産師の新中さんをご紹介したいと思います。
「7月12日に性教育(いのちの出前講座)をしてきました。岡山市立香和中学校2年生の皆さんに向けての性教育は、今年で5年目になります。今年は150名の生徒さんが対象でした。
今年は講義前に校長先生とお話しすることができました。(時間をとっていただいた、校長先生、養護の先生ありがとうございます。)
中学生の多感な時期の子どもたちへの『性教育』のあり方で、学校などの教育現場の役割や限界そして葛藤、家庭での親などの養育者としての責任と役割についてのご意見を頂きました。
『性』は人が生きていくうえで向き合い必要なものであるのに一般的には閉鎖的で公にするはタブーとされてきました。今回の講義前の事前アンケートでも【性教育のイメージ】は『命について学ぶもの』『勉強するもの』などの肯定的なイメージより『恥ずかしい』『気持ち悪い』『授業の時間を使ってまですることではない』『わからない』との回答が多くみられたことでもそういえます。
その様なイメージの中、家庭・学校などで子どもたちに『生きること=性教育』を、正しく伝えていくために私たち専門職ができることは何でしょうか。
講義を終えて、これから子どもたち(生徒)の感想が返ってくる予定です。
講義前にあった【性教育のイメージ】が何かしらのヒントになればと願います。
子どもたちが、安心して過ごすことができる癒しの基盤である『家庭』。刺激や新しい自分が見つかる『学校』教育。そして『専門職の話』。講義する側の一方的な内容でなく『家庭』『学校』そして、私たち『専門職』。子どもたちに関わる皆さんと一緒に悩み考えていけるような内容に構成できればと思います。」
生徒さんと真剣に向き合い、助産師ならではの視点から教育活動に尽力されています。
当院のお産においても、安心でき、ほっとするような温かみのある笑顔とコミュニケーションで患者様に寄り添うケアをされる素敵な助産師さんです(*^^*)
皆さん、今後ともよろしくお願いいたします♪
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