とても考えさせられる話を聞いた。
「今の自分から、10代の自分へメッセージを送るとしたら…」
そんな問いかけだった。
生まれてから今日までの間に、
嬉しかったこと、つらかったこと、誇れること、後悔したこと、
そして誰にも言えないような出来事まで——
人生を振り返りながら、自分自身に届ける言葉を考える。
その過程で、ハッと気づかされた。
子どもの頃の経験が、今の自分の考え方、人間関係、
さらには長所や短所にまで、
深く影響しているということに。
そして気づいたのは、
本当に伝えたいメッセージは、
実は「今の自分」にこそ向けられているということ。
わかっているのに、
まだどこかで逃げている。
いつまでも、自分に言い訳をしている。
でも——
それらに背を向けたまま、人生を終えるわけにはいかない。
まだ、間に合う。
後悔で終わらせないチャンスが残っている。