義理
11月
10日
私は義理を果たさなかったことがある。何度かある。
しばらく前のことだが、今でもその罪悪感は心にトゲが刺さったように忘れない。
私は義理を仇で返されたことがある。何度もある。
怒りではなく、不信感に包まれて悲しくなったことを覚えている。
義理は古臭いことではない。
損得が関わる”ギブアンドテイク”とは根底から異なる。
好意に対して好意で応えるという人間関係の基本である。
義理を失った人は自分を見失っている。
自分を取り戻そう。
お世話になった人へ報いる好意の交換に駆け引きはない。
義理を重んじない人に豊かな人生はない。