乳酸菌とは、「乳糖やブドウ糖を分解して大量の乳酸をつくる細菌」の総称で、腸内には約100種類、約100兆個もの細菌が存在していると言われています。
この内、乳酸菌と呼ばれるものは40種類ほどあり、これらは、善玉菌と悪玉菌とに分かれていますが、チヨットしたことでそのバランスの比率が変わってしまい、これらは「腸内細菌」とも呼ばれています。
発酵食品やオリゴ糖は美容や健康に良いと言われておりますが、特に、ヨーグルトに代表される乳酸菌はオナカの調子を整えてくれる優秀食材として良くしられており、これは、キムチや納豆にも含まれています。
また、オリゴ糖には腸内の乳酸菌を増やす働きがあることが様々な研究によってわかっています。
しかし、乳酸菌は胃液に弱いため、腸に到達する前に死んでしまうことが多いのです。
その対策としては、生きたまま腸に届くような機能性のあるヨーグルトを食べたり、乳酸菌入りの食材を、空腹時よりも食事の後半に食べたりすると、胃の中にある程度食べ物が入っているため死滅する可能性が低くなります。
1日に摂取すべき乳酸菌の量は特に設定されていませんが、ヨーグルトだと1日200g程度、納豆類だと100g程度が適量と言われております。
カラダに良いからと言って、無暗に食べ過ぎると、思わぬ弊害を起こすこともあるので、適切な量を継続的に食べるようにしたいものです。