用途別ポータブル電源の容量の目安
4月
17日
■デイキャンプであれば200Wh以上
日帰りキャンプ程度であれば、主として使用するスマホやタブレット、LEDランタンなど、比較的消費電力の小さな機器がほとんどです。
このため、200Wh前後の容量があれば十分ですが、容量に少し余裕を持たせたいなら、300〜500Whクラスがおすすめです。
■1泊以上のキャンプなら500Wh以上
夏場は扇風機やサーキュレーター、冬場は電気毛布など季節によって使用する家電は異なりますが、500Wh以上の容量があると安心できるでしょう。
しかし、大人数でのキャンプや電気ヒーターなどの消費電力が大きい家電を使用する場合は、1000Wh以上の大容量モデルがおすすめです。
■防災・停電対策なら700Wh以上
災害時には、季節に応じてエアコンかヒーター、また、食品確保のための冷蔵庫等の大型家電を動かせるだけの出力があることが望ましいです。
さらに、大規模災害時には電力の復旧まで2〜3日かかることもあるため、大容量タイプがおすすめです。
そのため、容量は700Wh以上の中型〜大型モデルを選びましょう。
また、家電によっては起動電力が消費電力を大幅に上回るものがあります。
起動電力がポータブル電源の最大出力を上回る家電は使用できません。
このため、使用する家電の起動電力もしっかり確認する必要があります。
■DIYや屋外作業用なら1000Wh以上
ドリルやサンダー、丸ノコなどの電動工具は、消費電力が非常に大きいのが特徴です。
使用時間にもよりますが、最低でも1000W以上の出力に対応したポータブル電源が必要です。