便秘は危険信号!!
7月
22日
「便秘なんてみんなよくあること」なんて考えているあなた、それは、かなり危険です。
便秘は、腸が発信している危険信号なのです。
また、とりあえず出せばいいやとばかりに、市販の便秘薬で強制的に排便したり、ダイエット目的で下剤を服用したりするのもダメです。
病的に持続する便秘の場合は、適宜下剤を使用することも必要ですが、下剤の濫用を続けていると、下剤の力によってしか腸が働かなくなり、やがて、腸が本来持つ腸管の運動能自体が低下してしまうからです。
これでは、腸をきれいにするどころか、腸の働きが悪くなることで、便秘をますますひどくしたり、逆に、便秘と下痢を繰り返す状態になりかねません。
3日以上長引く便秘になりやすい。下剤を飲まないと排便がない状態は、すでに腸管の機能がかなり低下しているということを示しております。
次に、毎日排便はあるが、残便感があり、すっきり排便できない。
腹部不快感が常にある。このような状態は、いわゆる「隠れ便秘」タイプの人です。
これは、腸の中にいつも便が残っており、老廃物がたまって、免疫機能も低下している状態です。
オナラが匂う、という人も、腸の中の老廃物が腐敗して臭うことで起こる状態なので、危険信号です。オナラだけではな く、老廃物の腐敗は、口臭や体臭の原因にもなります。
毎日排便があるからといって健康なわけではないんですね。
また、生活環境が急に変化したり、食生活をはじめとした生活習慣が急激かつ大幅に変化して、急激にストレスがかかったりすると、今まで排便に全く問題なかった人でも、急に便秘などの便通異常を訴える人がいます。
これは、腸をコントロールしている神経がストレスによってバランスを崩してしまい、腸の働きが乱れてしまうことによって起こります。
このタイプの人は、ストレスをうまく発散させたり、リラックスする時間を取るようにすることで、腸の働きは再び正常に戻ります。