赤ちゃんの肌着の素材
7月
15日
生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、きめ細かく、玉のように輝いていて本当にキレイですが、その反面、刺激に弱く、ちょっとしたことで直ぐに傷が付いてしまいます。
このため、赤ちゃんの肌を包む肌着の素材は、柔らかい綿100%でなければなりません。
しかし、同じ綿素材でも、生地の織り方や編み方によって、厚さや密度、肌触りが異なります。
肌着で最も多いのが、フライスというやや薄手のもので、これは、年間を通して定番の素材です。
その他にも、通気性の良いものや保温効果の高いものがありますので、季節に合わせて選んでいきましょう。
薄手の素材には、ガーゼと天竺があります。ガーゼはやわらかい平織りの生地で、目が粗いために通気性がよく乾きやすい素材ですが、やや伸縮性が劣ります。
重ねると保温性がアップします。
天竺は平編みの生地で、薄手でサラっとした手触りがします。
赤ちゃん用だけでなく、大人用のTシャツなどにも使われております。
夏用の肌着やウェア向きの素材です。
中間的な素材としてはフライスがあります。
これは、伸縮性の高いリブ編みの生地で、やわらかな手触りで肌着の定番です。
季節を問わない素材ですが、ウェアとしては夏向きです。
厚手の素材としては、スムースとパイルがあります。
スムースは、両面リブ編みの生地で、赤ちゃんの肌着用としてはやや厚めのため秋冬向きです。
パイルは、タオル地で厚みがあり保温性が高く、冬向きの素材です。