保育士のお仕事

今や、少子化対策の一環として、何処の自治体も待機児童の問題を解決するため、保育所の新設に力を入れておりますが、それに伴って発生するのが保育士の育成です。

保育士は、児童福祉法（第18条の4）において「専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」と定義されています。

すなわち、保育士は、子どもの面倒を見て健やかな成長を支えるだけでなく、保護者にも子育ての指導ができる保育のプロなのです。

保育士の役割は、「養護」と「教育」の二つあります。養護に関して、安全な環境づくりや健康で快適に生活するための支援を行い、教育は基本的な生活習慣や豊かな心や人との関わり合い方などを養うための支援です。

すなわち、子どもに寄り添って、より豊かな人生を送れるよう手助けをする役割を担っております。

しかし、保育は保育所にいる時間だけで完結するものではなく、家庭や地域の保育環境も含め、広い視野を持って子どもの成長に関わることも大切です。

このため、保育士は、児童の保護者に対して、子育てに関するアドバイスや教育をおこなったり、地域における子育てをサポートしたりするのも大切な仕事なのです。

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