一躍脚光を浴びた石川県の加能蟹
8月
20日
とりわけ、新幹線駅がある金沢は、歴史的な名所旧跡に加え、加能蟹の水揚げ地でもあることから、観光客が殺到しております。
加能蟹は、石川と書かれた水色のタグが付けられておりますが、これらは、能登半島や金沢、さらには橋立など石川県内の漁港で水揚げされたズワイ蟹の総称です。
加能蟹が解禁されると、金沢の台所でもある近江町市場には、連日、仲買人たちが集まって売買を行い、まるで、築地にでもいるかのような錯覚をするほど混雑します。
もともとズワイ蟹は、北海道から山口県に至るまでかなり広範囲に生息しておりますが、水揚げ地によってその名前が変わるのです。
一般的には、越前蟹や松葉ガニなどがブランド蟹として知られておりますが、これからは、北陸の加能蟹もこれらのカニと肩を並べる存在になりつつあります。
また、石川県では、他の地域でセイコ蟹と呼ばれているメスのズワイ蟹を香箱蟹と呼んでおります。
香箱蟹はやや小ぶりですが、蟹ミソや内子などが美味しく、また、価格も安いことがあって、常に高い人気を保っています。金沢を訪れた際は、ぜひ加能蟹や香箱蟹をたっぷりと味わっていただきたいものです。
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