朝食に何を食べるか
7月
3日
しかし、朝ご飯は何でも良いから食べればよいと言うものではありません。
米とオカズをしっかり食べるのも、パンしか食べないのも、朝ご飯を食べたことになるからです。
食事と脳の働きには密接な相関関係があり、オカズの数が多いほど、脳の機能を高めるのに効果があるそうです。
すなわち、脳の中では、神経細胞が電気を出すことによって、考えたり、体を動かしたりすることができますが、この神経細胞に必要な栄養素はブドウ糖です。
このため、食事を通じてブドウ糖を供給してやらないと、脳はしっかりと働くことが出来ません。
脳の細胞から電気を流す電線を神経線維といい、神経細胞と繋がっている場所をシナプスといいます。
学習をして繰り返し神経線維に電気を流すと、シナプスの数がどんどん増えるとともに、神経線維自体が太くなって、電気を伝えやすくなります。
これによって、脳のネットワークが強化されるのです。
これら、物質を新たにつくるためには、ブドウ糖のみならず、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなど、全ての栄養素をバランスよく摂る必要があります。
このためには、米に味噌汁や納豆、漬け物などのオカズと組み合わせて食べるのが良いのです。
また、パン食の場合は、未精製粉のパンの方が良いのですが、精白粉のパンを食べるのであれば、卵、ヨーグルト、果物など様々な栄養素を摂取するよう心がけることが大切なのです。
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