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もの言う牧師のエッセー 再投稿

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第30話 「オリンポス神たちの没落」
 
     ゼウスを筆頭とするオリンポス12神はギリシャの最高峰オリンポス山に住まう神々だ。その“神々の山”のあるギリシャはかつて豊かなヘレニズム文化を形成し、哲学・美術・文学・建築など各方面において現代に至るまで絶大な影響を与えてきた。
 
また公用語であるギリシャ語は、ローマ帝国東西分裂後も東ローマ帝国の公用語として長らく存在し、キリスト後に執筆された新約聖書でさえギリシャ語で書かれているほどだ。だが、債務危機にのたうち回る今日のギリシャにその面影はない。
 
一方、神様のいたずらか日本のオリンポス山も時を同じくして没落した。例のない長期の巨額損失隠しで揺れる大手工学機器メーカー“オリンパス“(オリンポスの英語表記)だ。日本で初めて顕微鏡を発売、世界で始めて内視鏡(胃カメラ)を開発した実績を有し、現在では内視鏡市場で75%のシェアを誇り世界最大手である。
 
実は同社の創業時の社名は“高千穂製作所”だが、これは”高千穂峰”が日本神話において“神々の集う山“とされているためである。まさか自分達は神々だから損失隠し(神隠し?)出来るとでも思ったのだろうか? だが、聖書はこれらの神々を一蹴する。
 
「主は大いなる方。その聖なる山、我らの神の都において。                      
 高嶺の麗しさは、全地の喜び。
 北の端なるシオンの山は大王の都。」 詩篇48篇1-2節
 
と。詩篇は3千年前の古い本だが、この「北の端なる山」こそ、後のオリンポス山のモデルとされる。そして「シオンの山」はそれを遥かに越える天の山を示し、全世界を統治し、世の神々の上に君臨する唯一の神・キリストの栄光を示す。没落する神々ではなく、永遠に治められる真の神を崇めよう。
2012‐6-5

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