もの言う牧師のエッセー 再投稿
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第363話「 水増し大国ニッポン 」
障害のある人が働く場を奪われないようにするため、国は障害者を一定の割合以上雇うよう事業主に義務付けているが、あろうことか、その範となるべき国の省庁の28機関で、障害者の雇用率が計3700人水増しされていた。その数は、雇用していると公表した約7000人の職員の半数以上に達し、「民間企業なら罰則なのに」などと企業からは憤りの声が上がり、障害者らは失望した。
第363話「 水増し大国ニッポン 」
障害のある人が働く場を奪われないようにするため、国は障害者を一定の割合以上雇うよう事業主に義務付けているが、あろうことか、その範となるべき国の省庁の28機関で、障害者の雇用率が計3700人水増しされていた。その数は、雇用していると公表した約7000人の職員の半数以上に達し、「民間企業なら罰則なのに」などと企業からは憤りの声が上がり、障害者らは失望した。
さて、インターネット専用の学術誌の中で、質が十分に保証されていない粗悪論文が増加中で、英科学誌ネイチャーなどによると、 これら学術誌を多数発行する海外の出版社を調べたところ、日本から5000本超の論文が投稿されており、九州大、東大、阪大、新潟大からは各100本以上、京大からは66本を確認。専門家らは「研究者が業績の水増しに使っている恐れがある」と懸念しており、首都大東京の栗山正光教授(図書館情報学)は「有名大からの投稿が多いのは驚きだ。国際誌で成果を発表したという業績を積むため、意図的に粗悪学術誌を使う研究者が存在すると考えざるを得ない。 」と危惧する。
また、東京医科大では、一般入試などで、2010年頃から女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑え、代わりに一部の男子学生に加点していたというから開いた口がふさがらない。いっぽう、企業も負けていない。自動車メーカー「スバル」による 無資格検査、燃費・排ガスデータ改ざん、ブレーキ検査不正。さらには油圧機器メーカー「KYB」と子会社による免震・制振装置の検査データ改ざん問題など枚挙に暇がない。
水増し、改ざんなどと一見当たり障りのないかのような言葉だが、要するにウソの操作であり、産学官そろって”ちょろまかし“放題だ。 聖書には
「異なる二種類のおもり、異なる二種類の枡、そのどちらも主に忌みきらわれる。」
箴言20章10節、
とあるが、日本人にはピンと来ないかも知れない。なぜなら神を信じない人にとっては、「バレなきゃいい」のだから。だが神は全てをお見通しだ。どんな罪も明らかにされ、イエスによって必ず裁かれる時が来る。
2018-11-22
2018-11-22