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もの言う牧師のエッセー 再投稿

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もの言う牧師のエッセー 
第360話「 徒歩30キロ初出勤 」
 
   米国アラバマ州ホームウッド市在住の大学生ウォルター君は、ようやく引越し業者の仕事が決まったものの、何と初出勤の前日に車が故障。すでに初仕事は30キロ離れたペルハム市と指示を受けていたが、他の移動手段を見つけることは叶わなかった。ここでウォルター君はパニックに陥ることもなく驚くべき行動に出る。高校時代にクロスカントリーの選手だった彼は、30キロ余りならば徒歩で出勤できると思い、土曜深夜午前0時に自宅を出発して歩き始めた。
 
午前4時頃ペルハム市近郊に到着し一休みしていると、同市の警官が職務質問。事の成り行きとウォルター君の実直さに心を打たれた警官は、彼に朝食をおごった上、パトカーで数キロ先まで送った。ウォルター君がさらに歩いていたところ、最初の警官から連絡を受けた別の警官が、引っ越しの依頼主、ラミー夫妻の家まで送り、6時半到着。
 
「警察官から 『この好青年』を拾って連れて来ました』と説明を受けました」とラミーさん。驚く夫妻を尻目にウォルター君は仕事の荷造りをさっそく始めたが、ラミーさんは彼との会話の中で、彼が元々ルイジアナ州ニューオーリンズ出身で、2005年のハリケーン・カトリーナで家を失い、家族でアラバマ州へ移住し、今も困窮していることを知った。
 
明くる月曜にこの話を聞いた引っ越し会社の社長のマークリンさんは、テネシー州から駆けつけ、まだ新しい自分の車をウォルター君にプレゼントした。「彼は本当に素晴らしい!心と根性だよ!」。ラミー夫妻も、「謙虚で親切、明るいウォルター君に心からの敬意を覚えた」とフェイスブックに投稿したところ6000人以上の反応があり、さらに 「ゴー・ファンド・ミー(GoFundMe)」ページで「ありがとうウォルター」と称する募金を呼び掛けたところ、6万ドル以上が集まった。
 
「私の両親はいつも他者を助けるよう僕を育ててくれた。この車をそのために使いたい」とウォルター君。そして「神は僕を祝福してくださいます。だから僕は、神が僕の前に置かれた困難には意味があることを知ってるのです。」   
イエスは弟子たちに
 
「しもべが言いつけられたことをしたからといって、
 そのしもべに感謝するでしょうか。あなたがたもそのとおりです。
 自分に言いつけられたことをみな、してしまったら、
 『私たちは役に立たないしもべです。なすべきことをしただけです。』
 と言いなさい。」
ルカの福音書17章9-10節。
 
と発破をかけたが、まず心と根性でやるべきことをやり、天命を待つことが肝要だ。
その時必ず山が動く。
2018-10-20 

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