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もの言う牧師のエッセー  再投稿

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第223話「 スタン・ハンセン 」
 
  来日した外国人プロレスラーの中でも屈指の人気を誇ったスタン・ハンセンさんが、プロレス引退から15年を経て、現役時代の思い出や引退後の経験、そして今彼が伝えたいことを書き下ろした日本向けの本「日は、また昇る。男の引き際と、戦うべきとき」を出版した。

故郷テキサスにいた少年時代はケンカ三昧の乱暴さゆえに“悪童“と呼ばれ、レスラーになってからは何があってもひるまず前へ前へと突進するファイトゆえに“ブレーキの壊れたダンプカー”と呼ばれ圧倒的な強さを誇った。リング入場の際にはドクロを縫い込んだカウボーイのコスチュームで現れ、持っていたブルロープで観客を手当たり次第に殴りつけたり、負け試合の時などは対戦相手に八つ当たりで大暴れすることなど、怖いイメージを持つが、実は彼はクリスチャンである。

引退のきっかけとなったのは、平成12年10月に天龍源一郎選手と対戦した際、KOされたこと。ハンセンさんはそれを「神のお告げだった」と話す。ビジネスのパートナーである相手をいかに痛めつけて勝利を得るかという、プロレスの特殊な世界でチャンスをつかみ、のし上がり、そしてトップを維持するための努力と研鑽を続けたからこそ、「やれることは全てやった。後ろを振り向かずに前に進むことに決めた」と言い切る。

「自分のポジションをキープして変わらないように戦うのも大事だが、時と場合によっては変化を起こし、違う道を進まなくてはならない時もある」と、すっぱり引退を決め27年間のプロレス人生に幕を下ろし、アスリートにありがちな復帰を一度もすることなく今日まで来た。一方で、彼は現役時代に「ファンのために戦ったことはない」という。「向こう側のコーナーにいる対戦相手のことに100%だった」からだ。聖書は言う。

「 たとい主があなたがたに、乏しいパンとわずかな水とを賜わっても、あなたの教師はもう隠れることなく、あなたの目はあなたの教師を見続けよう。あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め。』と言うことばを聞く。」
イザヤ書30章20-21節、

と。今あなたも“特殊な世界”で悪戦苦闘しているかも知れない。不可解なこともあろう。だが真の信仰者は、一たび神のお告げが聞こえたならばそれに従い、脇目もふらずに目標に向かってぶち当たり、今やるべきことを精一杯やる。また、もし神のお告げがなかったなら、もう少しのあいだ努力と研鑽を積む必要があるのかも知れない。しかし心配ご無用。神を信じる者には、神のお告げに従い十字架を担いだ、圧倒的強さを誇るイエスの導きがあるのだから。     
2016-3-4

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