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もの言う牧師のエッセー・・・第372話 1年ぶり再投稿

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もの言う牧師のエッセー・・・第372話 1年ぶり再投稿
コロナは警告する ②「 愛か? エゴか? 」

   コロナ危機は我々の不正や欺瞞 、偽善を余すところなく暴露した。マスクの買い占めや高額転売にはじまり、自粛警察、感染者叩き、県外ナンバーの車への嫌がらせ、タクシーの乗車拒否や保育所による拒絶、医療従事者や物流を担うトラック運転手への偏見・差別、コンビニ店員に八つ当たりする客など、人々はエゴをむき出しにして問題百出、社会は“愚行の博覧会”の観がある。
いっぽう それに抗い愛と寛容さを示す人たちもいる。

山梨県の中学1年の滝本妃さんは、マスク約600枚を手作りし県庁に寄付。「お母さんと薬局に行った時に、高齢者の方がリュックを背負って歩いて、薬局を何軒も回ってもマスクを買えずに困っている姿を見て、何か出来ないかと思い」お年玉をはたいて作ったそうな。米国オハイオ州の小学3年生のタラン君と6歳の妹カリオペちゃんは、自宅隔離を要請された隣人ヘレナさんを慰めてあげようと彼女の自宅の軒先で“チェロ・コンサート”を披露。ヘレナさんは「本当に楽しかった!」 イタリア北部カスナイ村の神父、べラデリさんはコロナにかかり重篤に陥ったが、信者さんが彼のために持参した人工呼吸装置を見ず知らずの若者に提供し亡くなった。72歳だった。

約5万人が死亡した英国では、医療者⽀援のボランティアに24時間で何と50万⼈が応募。⻄部コーンワルの⼥性は「何か⼿伝いましょうか」と記したハガキを作って近所に配り、この「ハガキ運動」は全英に広がった。スーパーの店員がお年寄りの買い物を⼿伝い、学校に通えない⼦に⼤学⽣がインターネットで無料家庭教師をする。トルコ⼈家庭から消毒液、中国⼈家庭からマスクをもらった人もいる。

66巻ある聖書の最終書には、未曽有の世界的危機に際して全く神の前にへりくだらず、それどころか神に罵声を浴びせ、金にしか興味がなく、人を人とも思わないエゴむき出しの人間が大勢登場する。
そして最終章には

「不正を行なう者はますます不正を行ない、汚れた者はますます汚れを行ないなさい。正しい者はいよいよ正しいことを行ない、聖徒はいよいよ聖なるものとされなさい。見よ。わたしはすぐに来る。わたしはそれぞれのしわざに応じて報いるために、わたしの報いを携えて来る。」
ヨハネの黙示録22章11₋12節、

とある。言うまでもなくこれはキリスト者への勅令である。イエスに従うか? それとも我が身だけ大事か? コロナが教えてくれた。何が本当に大事なのかを。。。   2020-6-12

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