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牧師、バイカー、鮨職人として。。。シェア from LA   

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牧師、バイカー、鮨職人として。。。シェア from LA   
第29話 コロナ、ロックダウン、妻の事故 
②「 住宅ローン猶予と給付金 」  

   ロックダウンにより夫婦共々レストラン業の私ども夫婦は無職無収入となった。真っ先に考えたことは住宅ローンの返済だ。当教会は当方の自宅を開放して運営しているのでローン支払いは夫婦でやっている。とにかく何とかせねばならない。住宅ローン返済を猶予してもらうしかない。夫婦で主に祈りつつ恐る恐るローン会社へ電話したら、何とあっさりと3カ月の猶予が決まった!

私が驚いたのは、このような緊急事態の際はたいてい電話が繋がらないかボイスメール、もしくはロボット(AI) による決まりきった返答がほとんど。仮に1時間程度のホールドを突破して係りの者が出て来ても話が通じないことが多いのだが、まるで彼らはこのことを予期していたようにスムーズな対応で驚いた。私が今回のコロナ危機とロックダウンがすでに神の御手の中にあることを悟ったのはこの時だ。

さらに驚くべき神の助けは続いた。米議会は納税者一人当たり1200ドルの小切手を郵送し始め、早くもロックダウン3週目には私ども夫婦宛に2人分2400ドルの小切手が届いた。ローンが猶予された後、これで何とか最初の月を乗り切れたのだ。アメリカでは確定申告を全納税者が1月から4月半ばにかけ行うが、私は毎年オンラインの通称「E-ファイル」で1月頃に行うため、言わば“早いもん順“で早く届いたそうな。したがってロックダウン開始前後に申告した人にはなかなか届かない。郵送ではなくオンラインにしたのが良かった。

さらに驚いたのは失業保険だ。オンライン申し込みの後、一回目の給付の時に何と郵送でクレジットカードが届き、それ以降は政府が毎2週ごとに失業保険をカードに振り込むので煩わしい一切の手続きは不要でとにかく便利。しかも周知の通り政府が週600ドルも自身の失業保険に上乗せしてくれたため本来の収入に近い額が振り込まれることになり、この後5カ月にわたり何とか凌ぐことが出来た。コロナ危機が起こる前、すでに与えられていた私への主の預言の言葉が成就した。

「ああ。その日は大いなる日、比べるものもない日だ。
 それはヤコブにも苦難の時だ。しかし彼はそれから救われる。」
                エレミヤ書30章7節

パンデミックとロックダウンという未曽有の困難の中でも、神は本当にいつくしみ深い。晴れるや。      8-27-2020

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