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もの言う牧師のエッセー 第67話 傑作選      

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もの言う牧師のエッセー 第67...
「 インフラ崩壊元年 」

    昨年12月2日、山梨県の中央自動車道笹子トンネルで、天井のコンクリート板が約130mにわたって落下し、複数の走行中の車が巻き込まれ、日本の高速道路上での事故としては、1979年に発生した日本坂トンネル火災事故などを死亡者数で上回る最悪のものと なったことは記憶に新しい。実はこの事故の10ヶ月前の毎日新聞において、東洋大学経済学部の根本祐二教授は警告を発していた。その内容はずばり “朽ちるインフラ” だ。

「道路、橋、上下水道、学校など、全国に老朽化している社会インフラが多くあり、これらは高度経済成長期の60年代から80年代に造られたもので、これから続々と寿命を迎えることになり、例えば、老朽化により通行規制中の橋だけでも全国に1400もある」。

この事実は80年代の米国とソックリだ。1930年代に当時のルーズベルト大統領が大恐慌の大量失業を解消するため、全米でダムや橋などの公共事業を実施したが、その後50年を経て老朽化し事故が続発、多数の施設の崩壊や使用停止が相次ぎ、中でもニューヨーク市ウェストサイド・ハイウェーで起こった、走行中のトラックが高架崩落により転落した事故は有名だ。

奇しくも来年は東京五輪50周年だが、このままでは“インフラ崩壊元年“ になると根本教授は言う。ちなみに老朽化インフラの維持更新費の総額は今後50年でざっと330兆円ほどになり、これは毎年8・1兆円必要とのことだが、現在の予算配分はせいぜい9000億円でお話にならない。

「すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ。
 主のいぶきがその上に吹くと、草は 枯れ、花はしぼむ。
 まことに、民は草だ。 草は枯れ、花はしぼむ。
 だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。」
               イザヤ書40章6-8節 。

と聖書は、人には終りがある、はかないものであることを警告してきた。しかしながら、神は決して人類の崩壊を望んではいない。実は「永遠に続く神の言葉」こそが救い主キリストなのだ。今一度、永遠に続く神の力に目を向け、思いを馳せてみてはいかがだろうか。     2013-2-5

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