コッホ曲線
1月
11日
本、と答えてもらったのが荒木陽子さんの「愛情生活」。
ゲンズブールとジェーンバーキンのポストカードと一緒に。
「愛情生活」は写真家のアラーキーの奥さん、陽子さんが書いたエッセイ。
この本には、ずいぶん影響を受けました。
ハッとするような言葉や感情が散りばめられていて、
哀しみや憂鬱の美しさに私はため息をつきながら陽子さんに憧れたし、
アラーキーと陽子さんの関係に羨望していました。
もう随分、この本を読んでいません。
大事すぎて。
あの時に感じたある一定の空気みたいなものを
失うのをこわがっているのかもしれません。
出産して東京に戻ったらもう一度、手にとってみようと思っています。
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