地球温暖化 (ラッコ横山)
9月
3日
【グスタフ】は、心配されていた巨大化を
免れ、被害も最初限度にとどまったようです。
アメリカを襲うハリケーンは通常、
カリブ海周辺で発生します。しかも、
加速する地球温暖化に伴って強度を
増しています。
その原因は1970年頃以降の熱帯の
海面水温の上昇と関連しています。
熱帯域の海面水温の上昇が更に進むと、
強い勢力を持つ熱帯低気圧の発生頻度が
増加すると予測されています。
日本でも、1975〜2004年と
1901〜1930年を比較すると、
日降水量100mm以上の日数は1.19倍
200mm以上の日数は1.46倍の増加と
なっています。
地球温暖化が進むと、太平洋高気圧が
北上しにくくなり、梅雨明けが遅い年が
次第に増えて、8月にずれ込む可能性が
高いとされています。
今年、東日本および東海地域を中心に
局地的に強い雨がたくさん降りました。
記録的な降水量を記録した地域があります。
講習期間中にこの大雨で帰宅の足を
奪われた生徒と先生は少なくありません。
世田谷区もそのエリアの一つです。
「備えあれば憂い無し」
ラッコ横山