で、香港に行って来たんだが、何かイメージとは違った。
イギリス領の中国という、アジアの欧州という、アヘンとマフィアという、燃えよドラゴンな香港は元気にとって憧れの地でもあった。もちろん、幻想としてである。
ニューヨークで人種のるつぼを体験し、イスタンブールで文明の寄せ鍋を見てきた者にとって、香港は人類の肥溜め、みたいな魅力を発し続けていた憧れの土地だったのだ。
んが、行ってみたら、ただの中国の地方都市に堕していた。せめて、あと15年早く訪れていれば違っただろう。もう、香港に来ることはない、と感じながらスターフェリーに乗っていた。
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