「鬼が笑うE-M1mk2」を書いてから15か月。遂にケルンのフォトキナでE-M1mk2が開発発表された。「開発発表」ってのは「作ってますよー、出しますよーって事だ。よって発売日も価格も公表されていない。この1年の間に日本では熊本県で震度7が2回連続する大地震が有ってSONYのイメージセンサ工場が壊滅的な大打撃を受けた。その影響で2016年の前半はデジカメの供給が厳しい状況になった。この機体もその影響を大きく受けているという。
よって細部の仕様では、まだまだ発売開始までに不明な点もあるが、代表的な部分で幾つか。
1.イメージセンサの画素数は2040万画素
CANONでは5000万画素越えを出してきているし、中判カメラでは1億画素も聞こえてくるが、まぁ、妥当っちゃ妥当な線。像面位相差なので画素の幾つかをフォーカシングに当てなければいけないので1600万では流石にきつい。3200万では他の性能が追い付かない。その妥協点って画素数だろう。お家芸になりつつある「ハイレゾショット」では50M=5000万画素相当って事になり、CANONのトップに並ぶって主旨だ。
2.AFは大幅強化
これって、ミラーレスの最大の欠点と言われてきた部分だけに、実際に撮った場合に、どの位の追随性があるか興味津々。元気のE-M5では、暗所でのAFは使い物にならないから、単に「早い、追える」ってだけでなく、真のプロユースって所まで突き詰めているか楽しみだよね。120点のクロスって性能だから期待はモテるが...暗所が。
3.連写18枚/sec
AF追従でのスペック。NIKON 5Dを超える。フォーカス固定では60枚/secだ。只、この辺の連射性能はソニーやパナも追い上げが厳しい。EVFでの出像が素晴らしいらしいが、これも見てみないと判らん。
4.4K30p
ここのみ予想スペックを下回る。(RAWも12bitか?)当然60pで来ると思ったが、この辺も動画は弱いオリンパスか。
5.バッテリーは新型
ぶーぶー。
6.SDデュアルスロット
パチパチパチ。
7.一緒に発表された25mF1.2PROは168000円
ぐぬぬ、単焦点標準レンズに168000円。まぁ、作例観てみないと何とも言えないの極地だね。ぐぬぬ。
まぁ、1年前に書いた「ジオメンブレン」始め、まだまだよく判らない事は多いし、発売開始は「来年4月」なんて話もある。それまでに、ファームを詰めて諸般のスペックアップを図って欲しいものだ。
オリオンのポイントが12月末で切れるので、こっちは7-14mmになっちゃいそうだなぁ。
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