IoT=Internet of Things 日本語では「物のインターネット」、正直、もう少し良い言い方も有るだろ、って感じ。センス無いよね。
まぁ、中身は「何にでもインターネット」って事で、今迄はインターネット=コンピュータデバイスのネットワーク、だったのを、インターネット=森羅万象のネットワークにしようって話だ。
巷間、TVの情報番組なんかでは「ITに詳しい方」が、さも「新しい世の中の実現」みたいな感じで紹介しているので、最新の概念のように思えるが、元気的には(かなり曲解も有るとは思うが)「コンピュータがパーソナルって概念をまとった時からの基本哲学」だと思っている。つまりIoTは「40年近くの歴史ある概念」だ。
具体的に言おう。
アップルの「もう一人の天才」アランケイが示した「ニュートン」というガジェット。ビルゲイツが、マイクロソフトの企業価値として提議した「Information at your finger tips」。そしてNovellがIPXd実現しようとしたネットワーク社会。すべて、最終的なゴールはIoTで有ったと思う。(かなり曲解しているが)
今から40年前には「目指すべき高度情報化社会」として提唱されていた、と思う。
さて、だからと言って「何を今さら」というつもりはない。実際、昔は「制御」という考え方が主流だったネットワークは、今や概念その物が変化する位の多様性を持っている。
で、元気が思うIoTだが、例えばTVだ。VIERAがFireFox-OSを(よせばいいのに)採用して相変わらず「迷走地図」を書いている国内メーカーだが、家庭内IoTの主役だと思っている。
これも具体的に書こう。
以前から「庫内の物が判る冷蔵庫」とか言って、冷蔵庫にディスプレィを付けて庫内の品物のリスト表示するって、おバカな製品の試作品なんぞが有って「未来の冷蔵庫」なんて言っていたが、あんな馬鹿な製品もIoTで生きてくる。
冷蔵庫の中身は「冷蔵庫で表示するのは無駄」でしょ。安くなったとはいえ液晶パネルは要るし、タッチセンサーも要る。ならTVに表示すりゃいいじゃん。エアコンのモードや設定温度もだ。風呂が沸いたなんてのはテロップ挿入してくれ。宅配業者の不在配達票もだ。TVでいいじゃん。あんなデカい高品位の「ディスプレィ」が有るんだからさ。
各メーカーさん「HULU」や「Youtube」、「NetFlix」なんて外資VODに振り回される前に「自分たちが売って普及させてきた」足元の家電のインテリジェント統合をIoTの概念で取り纏めてみたら?そうすりゃ、本物の「VIERA LINK」だ。
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