プラハ城 激混みの黄金の小道
5月
12日
ここには『プラハ城』で一番古いとされる『聖イジ-教会』がある。『第三の中庭』で竜を退治していた、あの「イジ-」さんである。拡大し、信仰心が高まるプラハの街において、この規模の教会では賄えなくなって「司教」による「大聖堂」が建設されたのだろう。壁面には、ここにも「ヤンさん」が居た。
広場を進み左手に折れると、昔、王室御用達の錬金術師が暮らした、と言う『黄金の小路』である。
ちなみに、「ショートツアー」のチケットは、『聖ヴィート大聖堂』『旧王宮』『黄金の小路』に入場できる。チケットにバーコードが印刷されていて、それを各々の施設の入口に設置された「ぐるりんぱ」のリーダーに当てて入場する仕組みだ。チケットを失くすと、当然入れない。
それにしても『大聖堂』とか『旧王宮』とかが有料入場なのは判るとして「ただの路地」である『黄金の小路』が有料ゲートの入場なのは、いささか面食らうというか笑えた。イメージとしては「竹下通り」が有料でーす、って感じだ。
『黄金の小路』は、城内から入ると下り坂になっていて左側に小さな家々が長屋みたいにつながっている。2011年にリノベーションされて綺麗になったらしい。
フランツ・カフカが暮らした、という小さな家が有って、現在でも表札は「Franz Kafka」と出ている。他の家並みと同じくショップになっているのだが、流石に「本屋」だった。
それにしても人波が多い。凡そ、海外の観光地で、一番混んでる感じの人並だ。よって、人波に押されて路地を進むだけ、という感じでショップを見る、なんて気にもならない。カメラも「動画回しっぱなし」である。(笑)
100mも進めば「EXIT」と書いてある階段との分岐に当たる。右に階段を降りれば『プラハ城』の東門に出る。ここには全裸の少年の像が有るのだが、ハイティーンの御嬢さんが二人、少年のチ〇ポに手を当てて記念撮影をしていた。おおらかだねぇ。
門を出た右手がテラスになっていてプラハの町並みが美しいのだが、結構な人だかり。ここで、人垣を押し分けるよりも一段下がり、下城する坂道の左にあるリフレッシュメントのショップの中庭の方が人が居らずに景色は同じで良い感じだ。