『チェスキークルムロフ』の領主であった「エッゲンベルク家」の名前を今に残すビール醸造所。 言うまでも無くチェコはビール大国でピルスナーの元祖「ウルケル」やバドワイザーの本家「ブドヴァルゼル」などなど「飲まずばなるまい」ビールは山ほどあるが、これも当然の事として土地土地に地ビールがある。『チェスキークルムロフ』に来たならば「エッゲンベルク」を飲まないわけにはいかない。(と、言う理由で無理やり女房を納得させる) 「ボヘミア博物館」あたりに来たら雨脚が強くなってきたので、昼食を取りに「エッゲンベルク醸造所のレストラン」へ向かう事にする。幹線道路沿いから左の緑道に下り、人専用の橋を渡れば対岸は、もうエッゲンベルクの駐車場だ。 当然、non reserveだったが、4人掛けのテーブルに案内してくれた。造りは天井の高い「ビヤホール」だ。 ビールは3種類、ダーク、アンバー(エール)、ピルスナーの順に戴く。食事は、「ビールのつまみ」メニューから「ソーセージの黒ビール漬」や「カマンベルチーズの丸焼き」、「卵とツナのサラダ」などを戴く。日本人には、これで十分だ。どれも美味しく、ビールはシリーズを二周してしまった。 なお、このレストラン、当然カードも効くのだが、コルナで払う方がユーロよりも安い。コルナ現金払いで外に出れば雨も小降りになっていた。