ブダペスト 夜のヴァーツィ通り
5月
6日
この道は、Cafeとステーキハウスと土産物屋と意味不明の見世物と教会という感じの通り。日本人がイメージするブランドショップが立ち並ぶ「繁華街」「目抜き通り」とは一味違う。(銀座と言うよりはコマ裏という方が近い、でもCafeはコマ裏には無いか)
シンボルと言える『Cafe anna』を右手に見て通りに入る。一部のブログやツアレポなどには「ヴァーツィ通りは、途中で一度地下に入る」と書いてあったが、それと思わしきところ(自由橋からの大通り)は信号機付の横断歩道になっていて、普通に渡ることが出来た。
ぷらぷらしている内に、いい感じに日が暮れた。道を囲む両脇の建物のライトアップが美しい。各時代の建築様式が入り混じって、店と言うよりも建物を見ていて飽きない。
途中、秋葉原のガード下みたいな怪しい土産物マーケットに入ったり、女房の非常食(?)用の『トゥルデルニーク』を買ったりしながらブラブラ歩く。
『トゥルデルニーク』は通常は屋台などで売っているこの地方のお菓子。バームクーヘンの原型みたいな焼きパンで、通常は砂糖味で食べるのだが、専門の店売りだった事もあって、シナモン味やコーヒー味、アーモンドスライスなど各種バリエーションがあった。「値段が違うはず」と女房は言い張っていたが、店の御嬢さんに聴くと全部299Hft=約150円との事。ならばプレーンよりもトッピングされた方が得とばかりに女房はナッツコートをお買い求め。(結局一人で全部喰ったので、私は味は判らない)
途中の大通りを過ぎると店も少なくなってきたので『中央市場』手前で引き換えし、ベティマルティにある23時まで営業のCBA=コンビニに寄ってビールとつまみのカマンベールを仕入れて、女房をホテルに送る。
その後、暫く一人でドナウ川河畔の夜景を撮っていると妙齢の女性4人に次々と声を掛けられた。丁重にお断りしてホテルへ帰る事にした。