陶器の郷 ヘレンド
5月
8日
![陶器の獅子が出迎えてくれる](/userdata/951/950/201405310857350.jpg)
![工房では、まずヘレンドの歴史。...](/userdata/951/950/201405310857351.jpg)
英語ナレーション、日本語字幕で判り易く学習できます。
![職人さんも中々のショーマン。](/userdata/951/950/201405310857352.jpg)
![絵付けの工程](/userdata/951/950/201405310857353.jpg)
![モール付けの工程 焼成すると真...](/userdata/951/950/201405310857354.jpg)
焼成すると真っ白になる
![もっとも難しくヘレンドを代表す...](/userdata/951/950/201405310857365.jpg)
現在でもヘレンドではすべて職人の手作業で制作しているとの事
![美しい絵皿の数々](/userdata/951/950/201405310857366.jpg)
![Caféにてエスプレッソを戴く...](/userdata/951/950/201405310857367.jpg)
私のカップは「ロスチャイルド・バード」のカップ&ソーサー
ということで、日本円では30,240円也
工房棟では、まずはシアターで「ヘレンドの歴史」をお勉強させてくれる短編VTRが上映されるが、字幕はご丁寧に日本語表示。こういう所は、日本人団体ツアーの呼び込みどころを押さえている。続いて簡易な皿の型抜き工程や繊細な絵付け、ヘレンドを代表する手作業による「抜き彫り」、薔薇の装飾作りなどを1時間位で一通り実際の職人が見せてくれる。
本当は体験コースでバラの花を造りたかった(以前、BSの紀行番組でやってたので)のだが、今回は見学だけ。実は、ヘレンドに行くのに道を迷って約1時間のロスが出たので仕方ない。
工房見学とセット料金の博物館にはヘレンドの名作が展示され、焼き窯も原型展示されていた。買いはしないがショップにも寄ってヘレンドがメジャーになった『クィーン・ヴィクトリア』シリーズや窯のルーツとも言える東洋陶磁器の影響を色濃く受けた作品などを見て回る。(ヘレンドの大元は東洋陶磁器の修復屋だったそうだ)
ショップの品はどれも良い値段だが、日本語が判らない店員さんを良い事に「食器棚ごと持ち帰りだぁ」などと言って女房の顰蹙を買う。
併設の「APICIUS」と言うお洒落なCafeでは、工房見学のチケットでお茶を飲めるが、もちろん器はヘレンドの高級品とあって、何となく只のコーヒーがリッチに感じる。この辺がブランドの威力なんだろう。
ざーっと見て回って約2時間。昼食は、ちょっと走って平原の中のバンドという村で民家料理を食す。コケモモのジュースなどあり、重要なビタミン元なんだろうなぁ、と思いつつ、ひたすら肉とジャガイモを、この後に向かうバラトンあたりのワインで流し込む。肉料理だが白ワイン、ハンガリーでは勿論赤も有るが、ワインは白が主流のようだ。