さて、旅の始まりはハンガリーの首都ブダペスト。今回の中欧旅行、色々と思い出深い良い旅だったので、少し細かくイベントを記す。今後、この地域を訪れる日本人も多いと思うが、少しでも参考になれば、とも思う。 ドナウの真珠と謳われるハンガリーの首都『ブダペスト』。王宮の在るブダ地区とドナウ川を渡って広がるペスト地区が合わさって出来た都市だ。 我々になじみ深い「ハンガリー」は英語読みの国名で、今は民族起源であるマジャル人の国としてオリンピックなどでは「マジャル オルサーグ」と名乗っている。日本で言えばジャパンではなくニッポンみたいな事だ。 この街での期待は3つ。 1.温泉。国内に千数百、ブダペスト地区にも多くの温泉を持つ温泉大国ハンガリーに来て温泉に入らずに居られるものかって事。世界一温泉好きの日本国民としては引けないだろ。 2.トカイワイン。世界遺産のワイン(正確には、産地のトカイ地方が世界遺産だが)。ルイ14世をして「王のワイン、ワインの王」と言わしめた貴腐ワインの祖。一説には、オスマントルコに責め立てられ、葡萄収穫時に避難した農民が戦禍が収まって戻った畑からダメ元で採取した葡萄が貴腐ワインになったとの話もある。出来過ぎだが、この辺の歴史を良く表している。 3.鎖橋と王宮の夜景。ドナウの真珠と呼ばれる街の夜景は写真心を嫌でも喚起してやまず。 で、空港からホテル着後すぐに街並みへ。現地時間2014/05/06、この時期、日の入りは20時30分前後。まだ明りが残るうちに初日の街に出る事ができた。