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徒然なるままに日暮

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カメラストラップ考 序論

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カメラストラップ考 序論
学生時代からの主戦カメラがOM-1だった事もあって、若いころからカメラにはハンドストラップを付けて来た。

一眼レフとして従来の常識を破る軽量小型ボディのOM-1には、報道写真家に代表されるような仰々しいスリングや幅広のストラップは「似合わない」という美的感覚からである。(自分の価値観だけどね)

それ以来、一眼を持つことが無かったので、全てのカメラにハンドストラップを付けて来た。m4/3の私的初号機となったE-P3も、もちろんハンドストラップ仕様である。(ま、これこそハンドストラップであるべき)

流石に、プロユースにも耐えるE-M5では、いわゆる「首下げ」の幅広ストラップを買ってみた。メーカーや機種銘が入っているようなストラップは趣味じゃないのでごく普通のバリステックナイロンの幅広ストラップである。

2日間ほどの旅行に、その仕様で臨んでみたが、どうにもいけない。

まず、カメラとの接続するバンド部分が、カメラを構えた時に干渉しすぎて握りにくくなるったらありゃしない。これはE-M5のシャッター位置やボディサイズが大きく影響する。おそらくNIKON、Canonの上位機なら問題ないのかもしれない。

次に、当たり前だがハンドストラップに対して長いので邪魔くさい。テーブルに置くにも、バッグに入れるにも取り出すのにも邪魔くさい。こういう面倒が私は嫌いだ。

反面、最大のメリットは両手が自由になる事だが、スリングでは無い通常の首掛けストラップではカメラが固定されないので、崖沿いの梯子を降りたりするる場合には、結局カメラを手で持ってたりする。これでは、あまり意味が無い。

やはり、OMにはハンドストラップ。これが結論となった。
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