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徒然なるままに日暮

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ブルーライト

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ブルーライト
私の年代だと、このタイトルは「いしだあゆみ」さんの名曲と同義なのだが、今回は無粋にも電子デバイス関連の話。

先日の検診にて左目の視力が0.3まで落ちていることが判明した。元来、視力は子供のころからの勉強嫌いが幸いして裸眼1.5を誇っていたが、ここ数年とみに視力低下による近眼傾向が強まってきている事は自覚していた。寄る年波による老眼なら諦めも付くのだが、近眼となると生来眼鏡をかけてこなかったつまらん自慢と相まって「対策検討」となる次第だ。

とはいえ、真面目に眼科医にて精密検査をして視力回復トレーニングなんぞをする性格ではない。むしろ、視力低下の原因を「自分なりに解析・検討」して、対策を講じる、という素人の生療法の極みともいうべき救いようのない性格である。だが、自分の話だ、誰に文句言われる筋合いも無い。結構、毛だらけ、猫灰だらけだ。

で、視力低下原因として行きついたのが「ブルーライト」。

仕事柄、一日中ディスプレィを見ているが、このディスプレィというもの、この十数年で「CRTー>LCD」と変化してきた。更に、ここ数年でLCDの光源が「冷陰極管」から「LED」に変わった。これは、ご存じ青色LEDの開発により白色光をLEDが出せるようになったからであり、そうなると低消費電力、応答速度、立ち上がり輝度等々、液晶画面であるLEDとの相性抜群で、一気に採用されてきたわけだ。

ここで、問題が発生。

従来のCRTや冷陰極管では、特性上から低レベルで収まっていた波長の光が、白色LEDでは大量に放出されるのだ。それが、可視光の青色側380nm~495nmの光で、これを「ブルーライト」と呼んでいる。

さて、「ブルーライト」がなぜ目に悪いか、というと単純にエネルギーが強い(短波長だからね)光なので、長波長の光に比べ角膜や水晶体で吸収されず網膜まで到達する為、とされている。簡単に言えば、白色LEDが大量に出す「ブルーライト」は目の奥までじりじり焼いちゃう、ってこと。

PCの画面はもちろん、このところ、iPHONE、オフィス照明、イベント会場、ガソリンスタンドの投光器、高級車のヘッドライト、リビングのTVに至るまでLED光源が溢れ返っている。これが、私の視力低下の原因に違いない、うん、そうだ。間違いない。だって、白色LEDが無かったころは、視力は1.5だったもん。

と、いう事で眼鏡の価格破壊メーカーJINSが昨年出して大ヒットとなった「JINS-PC」を採用する事にした。「ブルーライト55%カット」の機能性アイウェア。価格もJINSらしく3990円也と素人の対処療法にはありがたいお値段。さて、視力改善は実現するのか?乞うご期待。
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