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投稿日 2020-01-10 08:03
現代詩の小箱 北野丘ワールド
by
キューちゃん
母は子供をか可愛いとは 一度も思わなかったと言った 娘の私は大人になって 女友達より 男の人と多くの時間をすごした だって抱っこしてくれるから 最近母が 泣きながら娘の人生を 何も考えなかったことを 泣いてあやまる そろそろ許すか 鏡に映った顔が 母に生き写しなってきたから...
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投稿日 2019-12-23 11:58
現代詩の小箱 北野丘ワールド
by
キューちゃん
25年前 夫と付き合い始めたころ 熱海に 行きましょう と言われた 私は頭の中で ぐるぐると やってくるものを考えて 胸が高鳴った しかし それは つかこうへい監督の映画 「熱海殺人事件」を 一緒に見に行こうという事だった...
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投稿日 2019-12-07 18:07
現代詩の小箱 北野丘ワールド
by
キューちゃん
音詩 函館にいたころ 休みの日には よく元町へ出かけた 金森商店の建物のなかで 円筒形のオルゴールの音を聞いた ひとりで子守唄のように聞いた ひとりでいることは 平気だったが わたしを あやしてくれるものを いつも心は必死で 探し求めて いるようだった 17歳のころ...