本年最後の美術鑑賞同好会が、12月8日(木曜日)に行われました。京都は、寒いと 皆さん厚着で出かけましたが、コートがいらない位暖かく、青空に紅葉の嵐山が映えていました。 阪急嵐山駅で下車、渡月橋を渡り、桂川に沿って川沿いを松籟庵まで約30分紅葉を見ながら歩きました。満天星ツツジが真っ赤に色好き、せせらぎの音が心地よい散歩でした。 最後は、頑張って石の階段を登り、松籟庵に到着しました。 桂川を見下ろす和室は、貸し切りで、豆腐を中心とした和食を楽しみました。 豆腐・湯豆腐・揚げ出し豆腐・京風御膳・デザートと心行くまで京の味を楽しみました。 食事の後は、公園を散歩しながら福田美術館へ。2019年10月、京都・佐賀嵐山にオープンした美術館。今回は、福田美術館では、幻の名品である芭蕉の自筆自画《野ざらし紀行図巻》が特別に一般公開されました。今回、福田コレクションに加わったこの図巻は、紀行文全体にわたって書とともに挿絵が描かれた大変珍しいものであり、芭蕉が絵画にも強い関心を寄せていたことを示す、大変貴重なものです。 また若冲筆《蕪に双鶏図》や蕪村筆《猛虎飛瀑図》など、若冲と蕪村の代表作も多数展示され当時最先端の技法を真摯に学びとり、己の画風に取り込もうとしたふたりの作品を楽しみました。 帰りは、渡月橋を渡り和風喫茶店で休憩、おしゃべり時間にうつつを抜かしました。 皆さん良いお年を。2023年は、1月10日(火曜日)の新年会で会いましょう。