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  • 第94回 美術鑑賞同好会 鏑木清方展と平安神宮の花菖蒲を訪ねて

第94回 美術鑑賞同好会 鏑木清方展と平安神宮の花菖蒲を訪ねて

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   第94回 美術鑑賞同好会
       「鏑木清方展」と平安神宮、神苑の花菖蒲を訪ねて
2022年6月9日(木曜日)コロナ後初めて京都を訪れ京都近代美術館で「鏑木清方展」を鑑賞してきました。梅雨の前の素晴らしい青空の下、新緑輝く京都はいいですね。
鏑木清方展は、没後50年を記念して行われた展覧会で、コロナ後初めて本当に沢山の方が入って居られました。
会場には、作品は、100点を超え、明治、大正の日本橋界隈の粋なお姉さんたちを、季節感を交え詳細に描いています。着物の柄、描き方にも感嘆させられました。
江戸の面影を色濃く残した東京に生まれた、生粋の明治東京人たる清方は、その生涯にわたり、江戸や東京にまつわる作品を多く残しました。その中の代表的な作品が、長らく行方が分からなくなっていて、平成30(2018)年漸くすがたを現わした《築地明石町》です。この作品は、清方の代表作というだけでなく、近代日本画壇の美人画の最高峰に位置付けられてもいます。同時に現われた《浜町河岸》《新富町》とあわせて東京国立近代美術館の所蔵となったことから、同一法人内の美術館である当館でも三部作の全会期展示が実現!また、《一葉》《野崎村》も素晴らしかったです。美人画だけではない清方の全貌を堪能しました。
その後は、手桶弁当で有名な六盛での昼食です。六盛までは、疎水の傍を歩きました。
やはり歴史のある手桶弁当は、美味しかったですね。そこに平安神宮ビールがありご利益ありと思い頂きましたが、コクがあり美味しかったです。
昼食後は、6月期、有名な平安神宮の花菖蒲を見に神苑に向かいました。さすが、蓮の花と競うように咲く花菖蒲は、素晴らしく感嘆の声をあげながら神苑を歩きました。途中の茶屋で休憩、泰平閣(橋殿)も良かったです。次月、神戸での鑑賞会での再会を期して別れました。

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