妊娠中の腰痛や足の付け根の痛みについて
10月
28日
ほとんどは妊娠にともなう身体の生理的変化によるもの。
病的なものは5%ほどです。
腰痛は妊娠中期頃から増え始めます。
最も多い時期は妊娠36週頃と言われています。
?なぜ痛みが起きる?
お腹が大きくなるにつれて、
重心が前方に移動する
↓
背中が反りかえる
↓
背中の筋肉が緊張する
↓
腰痛が起こります。
?椎間板ヘルニアって?
病的な腰痛の中で比較的頻度が高いものです。
妊娠による生理的な変化で体重が増え、姿勢が変化すると椎間板にも負担がかかります。
もともと椎間板に変性があるような妊婦さんはヘルニアを起こしやすいと言われます。
腰全体に反復して、慢性的に下肢のしびれなどの神経学的な異常が起こります。
この場合には整形外科での診察が必要です。
?腰痛の治療法はある?
・できるだけ安静にして楽な姿勢をとりましょう。
・ガードルやコルセットなどで下腹部と骨盤の固定を保ってみましょう。
・きゅっとベルトやトコちゃんベルトなど、腰椎保護ベルトの使用もおすすめ!
当院でもお取り扱いがございます。お気軽にご相談下さい♪
・シップ剤はインドメタシン配合のものが多いです。妊娠初期と妊娠28週以降はシップの使用は赤ちゃんの心臓に影響があるため使用は禁忌です。それ以外の時期には使用禁忌ではありませんが、一時的な効果しかないのであまりおすすめではありません。
ベルトを使用されている妊婦さんは多くいらっしゃいます。
上手に工夫して、健やかなマタニティライフを心がけましょう🥰