着帯について
9月
4日
着帯についてのお話をご紹介します。
<着帯って何?>
日本では安産を祈願して妊娠5か月の「戌の日」に腹帯を巻く帯祝をする習慣があります。
<どうして戌の日なの?>
多産でお産の軽い犬にあやかりたいという願いからだそうです✨
<着帯には他にどんな目的がありますか?>
🍀子宮や赤ちゃんの位置を正しく保つこと
🍀姿勢を正しく保つことで腰痛を予防する
🍀腹部を保温して外部の刺激から守る
🍀妊婦さん自身が「母親になる」という自覚をもち、周りのご家族や周囲の人にも「新しい命がもうすぐ生まれてくる」という意識を持っていただくことに繋がります。
<どんな種類がありますか?>
🍀岩田帯
長所
・腹部の増大に合わせて調整ができる。
・重ねて巻くため、保温性に優れている。
短所
・巻くのに時間がかかり、扱いにくい。
・緩みやすいため巻き直しが多い。
🍀腹巻タイプ
長所
・装着が簡単で保温性も高く、皮革的安価。
短所
・腹部の支持性が弱い。
🍀マタニティガードル
長所
・支持性が強く、腹部にぴったりフィットする。
・腹部の増大に応じて伸縮するため、分娩まで使用できる。
短所
・吸湿性に乏しい。
・やや高価。
いかがでしょうか😊
戌の日には、安産祈願でお参りに行かれる方もいらっしゃると思います。
当院の患者様へお渡ししている妊娠カレンダーの5か月あたりに赤い丸がついていると思います。
そこが「妊娠5か月の戌の日」です。
ご覧になってみて下さいね🎵
どのようなタイプでも基本的には腹部と腰のサポートが目的ですので、ご自身のお好みや生活スタイルにあったものを考えて選んでみて下さい🥰