子宮けいがん予防🎵
8月
5日
子宮けいがんの主な原因となるのは、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染です。
HPVはごくありふれたウイルスで、一度でも性的接触があれば男女を問わず誰でも感染する可能性があります。
通常は感染しても自然に消えてしまうものですが、HPVのうち一部は感染してから年数を経てがんになってしまうことがあるため注意が必要です。
ワクチンによる一次予防と検診による二次予防で、子宮けいがんは予防することができます。
Q.ワクチンを接種するとどんなメリットがありますか?
現在定期接種(無料)のHPVワクチンを接種すると、がんの原因になる5~7割を占めている高リスク型ウイルスへの感染を予防することができます。
性的接触で感染するため、セクシャルデビュー前に接種することが最も効果的です。
また、ご年齢が若いほど接種による免疫反応も良いです。
Q.ワクチン接種の注射は痛いですか?
「筋肉注射」と言って筋肉に注射をします。
皮下注射(皮膚と筋肉の間にある皮下組織に注射するもの)であるインフルエンザの予防接種と比べると、筋肉注射の方が痛みが強いと感じる人もいます。
Q.接種を受けたいと思ったらどうしたら良いですか?
HPVワクチンは予防接種法に基づく定期接種で、対象者の方は無料で接種をすることができます。
当院でもHPVワクチンの接種を行っております。
希望される方は、お電話にてお気軽にお問合せ下さいね。
(ワクチン確保のため予約制とさせていただいております。)
Q.予防接種だけでなく検診も必要ですか?
ワクチンだけでは感染を予防できないウイルスもあります。
20歳からは1~2年に1度検診を受けることをおすすめします。
早期発見・治療に勝るものはありません。
逆に検診で見つかりにくい種類のがんもありますので、ワクチン接種と検診の両方を受けることで、予防効果が高まります。
Q.がん検診を受けたいのですが、予約は必要ですか?
当院でも子宮がん検診を行っております。
診療時間帯内にお越しいただければ検診を受けていただけます。
ご予約は不要です。
倉敷市から届いたお葉書をお持ちの場合は、通常より安く検診を受けられます。
お持ちの方はぜひご持参下さいね。