第１２回ワークルール相談カフェのご案内と、前回の報告
8月
22日
後半は、食事をしながら「働くこと」について交流
ワークルール相談カフェの前半は、ミニ学習。前回は「有給休暇の取得義務化」について学びました。
ワークルール相談カフェでは、手作りの美味しい料理が食べられます。
2019年９月２１日（土） １９：００～
多摩区中野島 玉田家２階スペースで定期開催
※JR中野島駅改札に１８：４５集合
チラシを持った担当者が待っています。時間厳守
〇はじめての方、歓迎します。
〇参加費は、３９歳以下５００円、４０歳以上１０００円です。
１９：００～２１：００ ワークルール相談カフェ
ミニ学習「協同労働」という働き方」
お話 木下博行さん（ＮＰＯ法人ワーカーズコープ）
働くってことは、雇われて働くこと？
仕事を起こすってことは企業家になること？
人間って誕生した時から、生きていくために何事も協同してやってきたんじゃない？
と言う疑問から私たちの事業と運動は始まりました。世界には労働者協同組合（ワーカーズコープ）という協同組合が法制度としてあり、誰でも作れる協同組合事業体があります。でも、日本にはありません。人間らしく働き、生きるために、私たちは「雇用労働」ではなく「協同労働」と言う働き方を通して、新しい協同組合事業体を作ろうと努力してきました。参加する一人一人が、出資者であり、経営者であり、労働者と言う働き方、それが「協同労働」です。今年秋には、それを「労働者協同組合法」として国会で制定させます。現行の労働法制を順守しながら、「一人ひとりの願い」を形にする働き方を作っていきたいと思っています。
そんな「協同労働」と言う働き方を語り合ってみませんか？
食事交流会・・・働くことについて交流
美味しいコーヒー、食事を食べながら、働くことをテーマに交流します。あなたの働きがい、悩みや不満、労働条件の疑問など聞かせてください
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第１１回ワークルール相談カフェを開催しました！
有給休暇の「取得義務化」について
６月２２日、第１１回ワークルール相談カフェを開催、はじめて参加する方、スイスから来た外国人の方を含めて１０名の参加でした。
この日のテーマは「有給休暇の取得義務化」。
希望のつばさプロジェクトの、かもした元が講師を務め、制度が今年からどう変わったのか、みんなで学習しました。
制度としては、労働者であれば正社員であっても、パート・アルバイトであっても半年以上勤務すれば有給休暇を取る権利がありますが、多くの職場、とりわけ非正規の職場では、有給休暇があることが説明されなかったり、人手不足で交代できる人がおらず有給休暇が使えなかったりするという問題があります。
そうした中で働き方改革の一環として、労働基準法が改正され、2019年４月から、全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者（管理監督者を含む）に対して、年次有給休暇の日数のうち年５日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務付けられました。中途半端な制度ですが、有給休暇を誰もが使える社会にするために大事な一歩となる法改正です。
ワークルール相談カフェでは、参加者１人ひとりが、自分の職場では有給休暇が使えるか、１００％活用できているか現状を出し合い交流しました。
