4月6日昼
4月
6日
自分のあの年齢の時はどうだったのか覚えていないが、あたし自身も自分の行く先に確信もないまま、周りにいる人間との競争にどっぷり浸かってた。
周りを見れば、資金豊富な親から自分にたっぷり教育費用を出してもらって留学した人やら、帰国子女が目立つ中で専門学校しか出てない自分はどうすれば認められるのかを考える。
誰よりも上司の意向や会社の目指す方針に理解が深まるように、疑問に思ったことは全て聞いていた。
自己主張など必要無いと思って、会社の計画を実行するスケジュールの管理だけに専念してきた。
それが今でも私の派遣社員としての❝売り❞だし、いろんな会社で要求される目標とスケジュールの管理が評価されて次の会社に決まってる。
推しのいる舞台というのも似ているのだろうと思う。
脚本と演出が目的と舞台上のスケジュールを決定している以上、それに逆らうような自我の発露は許されていないが、舞台を観に来るチケット購入者には
❝さも自分自身である❞
そう錯覚させないといけない。
彼が何度も口にする言葉、自分に正直に生きて行きたいというのは経験の中からひっぱり出せる感情を演じたく無いという意味なんだろう。
彼らしいな、とも思う。
ホントの自分自身で情熱を込めて公開した時、ウケが悪かった時があるのだから。
少し大人しくなってしまった❝暴れ馬❞だが、暴れ馬のままなら誰も使いたいとは思わなかっただろうから。
今、あなたの歩いている道は正解よ。
そう推しに伝えたいと思う。
ファンミに行きたかったなぁ~🌸
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