昨日、会社の帰り道、ふと駅のホームで足元を見ると、セミの亡骸が転がっていました。
「セミの寿命って、たしか2週間くらいだったっけ? いや、10日間とも言われてたかな……」
そんなことを考えながら、その小さな命に少し胸が締めつけられました。
何年も土の中で静かに過ごし、ようやく地上に出てきたと思ったら、たった2週間ほどでその生涯を終える――。
そんなはかない命の存在を、僕たちは毎年当たり前のように耳にしています。
でも、セミの鳴き声は季節の風物詩でもありますね。
アブラゼミやミンミンゼミの声が響きだすと、「ああ、夏が来たな」と感じるし、ツクツクボウシの声を聞くと、「そろそろ秋かな」と思ったりもします。
季節の移り変わりって、こうした小さな命や音から感じ取ることができるんですね。
みなさんのまわりでは、どんな「夏の終わり」を感じていますか?