50歳を過ぎてからの保険の見直し
5月
13日
そして、教育費の負担がなくなれば、教育費にかけていた資金を自分自身の老後の準備に充てることができますし、現状の保険の見直しも、資金準備に役立ちます。
保険の見直し方法としては、
■死亡保険
子供が独立したタイミングは、保障の必要性が大きく低下しますので、保障額を減額して保険料の削減をしましょう。
このときに気をつけたいのが、死亡保険には終身保険と定期保険等がありますが、基本的に減額は定期保険で行うということです。
定期保険とは、定まった期間のみ保障される保険です。
一 方、終身保険は、30歳加入65歳払済の場合、65歳で保険料の支払いが終了しますが保障は一生涯続きます。
見直しの考え方としては、必要と思われる保障額を終身保険と減額後の定期保険の組み合わせで続けていくと良いでしょう。
ちなみに、次に保険の見直しをするタイミングはリタイア時です。
■医療保険
50代以降では、医療保険は死亡保険とは逆に重要性が高まります。
死亡保障メインから医療保障メインへシフトしていくタイミングでもあります。
病気やケガで入院や手術、長期入院での収入の減少等、思いもよらない出費に備えるために、在職中は少し多めの保障を確保しておくのもひとつの考え方です。
50歳を過ぎると体調の変化も気になるところです。一生涯保障が続く入院保険があると安心できます。
終身保障の医療保険に加入していないのであれば、健康なうちに加入しておくのも良いでしょう。
死亡保険の減額で削減できた保険料分を医療保険に充当できます。
最後に、死亡保険も医療保険も必要な保障額は人それぞれ違います。
今後の生活設計をしっかり検討して自分に合った保障の確保をしたいものです。
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