はじめまして、と走りはじめたキッカケ
2月
26日
初めまして。
ランニング初心者、本好きのアズさんと申します。
ラン歴は1年4ヶ月。フルマラソンは3回経験し、PBは3時間39分台の女子ランナーです。
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師、ライフコーチでもあります。
元々子供の頃から走ることだけは、人より得意で、小学校で吹奏楽を始めて肺活量が鍛えられたのかマラソン大会などで優勝。その後、調子に乗り中学校では陸上部に入部するも、厳しい練習に耐えきれず吹奏楽に出戻った暗い過去を持ちます(笑)。数十年前のお話です。
何十年も走っていなかった私が、なぜ走りはじめたのか。
実は、キッカケは「病気」。
2年前の今頃、私は初めての手術、入院をして体重も6キロほど激ヤセしてしまいました。突然進行大腸がんが見つかって、見つかって1ヶ月後には腹腔鏡手術を受けたんです。
腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて体に負担が少ないとはいえ、お腹に穴を開けており、しばらく腹圧を入れないように指導され、筋力も低下。
そんな状況でした。
退院後、半年ほど経った時にがんサバイバーの友人が「フルマラソン出てみない?」と声をかけてくれました。
今までだったら、練習嫌だな・・・と断っていたと思うのですが、その時は二つ返事で「出てみます!」と、出走を決意。
それからあれよあれよといううちに、ランニングにハマりました。
走ることの何が楽しいって、多幸感がすごいんです。
初めのうちは、「生きてるな」「走れてるな」ってそれだけで嬉しかったです。そして、初フルマラソンをサブ4.5(4時間12分)で完走。
2回目のフルマラソンで、サブ4達成。
3回目のフルマラソンで、サブリノ達成。
更に速くなりたい!とランニングクラブに入会したら、ランニング仲間もできました。
基本的には走るのは一人ですが、一人の時間があるからこそ、誰かと走るのも楽しいし、誰かが走っているのを見ると刺激をもらえます。
人生も軽やかに、走り出してみませんか。
大腸進行発覚から初マラソンまでを綴った「ある日突然、がんと診断されたら」をKindleで発売しています。