毎年桜の咲く季節になると、決まって思い出してしまう人がいる。なぜなのかわからない。――今日はこの人の命日。特別にファンだったわけではなかったけど、好きなタイプだった。
亡くなったニュースを知ったときは本当にショックだった。とても心が痛んだ。ある週刊誌は、彼女の死に様を残酷にも掲載した。――有希子シンドローム。
後追い自殺が相次いだ。そしてマスコミは10年以上彼女を封印した。同じ時代を、私と同年代で生きた彼女・・・。彼女を思い出すと、不思議と決まってこの詩も思い出します。『鎮静剤』 =マリー・ローランサン=退屈な女より もっと哀れなのは かなしい女ですかなしい女より もっと哀れなのは 不幸な女です不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女ですよるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です
忘れられない故人はたくさんいるけど、今日一日は彼女を偲びます。
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投稿日 2005-04-08 07:09
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2005-04-09 10:07
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2005-04-08 20:22
ワオ!と言っているユーザー