思い切って、“過ぎる”くらいに捨てている。
何もかも捨てて、始まる人生がある(なんだそりゃ)
今まで、何でもとっておく主義だったため、
ただでさえ狭い部屋は、足の踏み場も無くなっていた。
こんなものまで残してあったのか・・・
1985年、夏。鈴鹿は暑く、熱かった。
8時間耐久レース 入場券。
ケニーロバーツ&平忠彦 夢のコンビが実現した!!
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1983年にGPを引退したロバーツが、平とペアを
組み復帰し、ポールポジションを獲得する。
そして、スタートでは大きく出遅れ、最後尾にまで
順位を下げたロバーツ/平だったが、驚愕の追い
上げを見せると、なんと38周目にはガードナー
/徳野から首位の座を奪ったのである。
だが、チェッカーまで残り約30分となったところで、
平が突然のスロー走行。惰性で最終コーナーを
下ってきたマシンは、グランドスタンド前でついには
止まってしまったのだ。
これで、ガードナーが8耐初優勝を達成して、
その後の8耐ヒーロー伝説の第一歩を記したが、
一方で、平にとっては、90年に悲願が達成される
までの、悲運伝説の始まりでもあった。
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