いつも深夜の通勤帰宅
グリーンカーの通勤は
お休みし
最近はひと駅前で下車して
深夜のプチウォーキングを楽しむ
今夜は雨上がり
不思議と今宵は二駅前で下車
二駅前の駅は、幼い頃、毎日通った
小学校、中学校がある
いわゆる通学路だ
もうかなり長い間、忙しく日々会社と
自宅の往復が続いているため
本当に久し振りの、懐かしい道々
全然変わっていないところもあれば
消えてしまった店、公園もあった
懐かしい気持ちと、時の流れとともに
無くなってしまったものに対する喪失感
雨上がりの、湿った風を感じながら
とても、とても長い時間が経過している
不思議と恐怖心が芽生える
なにを恐れているのだ
好きな音楽と共に歩く
静寂の夜道に響く靴音
リズムを取る楽器のようだ
感慨、そして感慨
恐怖心、消え去る
空を見上げれば
朧月
三月でも、朧月というのかな
ひたすら歩く、深夜の道々
ひとっこ一人いない
そろそろ自宅にたどり着く
明日もまた同じように仕事
そしてまた一日、時が過ぎてゆく
再び空を見上げると
朧月は雲に消えていた
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