まもなく開店25周年を迎えるラーメン屋さん
この店のオープン時、私はオープニングスタッフ
として、この店でアルバイトをしていた。
高校一年生だった。
この店は20歳のとき、副業として再びアルバイトを
させていただいたお店。
何年ぶりだろう。5年、いや8年ぶりくらいか。
久しぶりに行った。
あの頃と変わらない店内。
懐かしさしか感じられない。感慨無量。
生ビールと餃子を頼む。
うまい。
次は冷酒を頼み餃子をつつく。
そして、くるまやといえば、太麺のみそラーメンだ。
いつ食べてもおいしい。
当時お世話になった店長や、キラキラとした思い出を
作ってくれた、一緒に働いていた彼女。
四半世紀ぶりに会って見たいと思った。
でも、会わない方が良いだろう。
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帰り道、これまた久しぶりに昔住んでいた近くの商店街
を歩いた。
あまりの変わりように驚いた。
閑散としている。
幼い頃、父に連れられて行った床屋さんが無くなっていた。
もう引退間近のマスターと二代目のおじさん夫婦が営んで
いた。
あの時、床屋のマスターが「昔はよかった」という
話をしていたことを覚えている。
それでも、子供心ながら当時の世の中は今より活き活き
していて、希望に満ち溢れていたように思う。
昭和50年代前半。
勘違いか。年を取ったからそう思うのか。
わからない。
ひとつだけ解っていること。
過去がどんなに幸せであっても、今がどんなに良いと
しても、その時は止められないということ。
過去は過去で大切にし、これからを生きてゆく。
世間一般なんてどうでも良い。
流行なんて、どうでも良い。
日々、しっかりと勤勉に生きてゆく。
為るようにしか為らない。
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