車のメンテナンス・ショックアブゾーバー@サンディエゴの車屋
12月
20日
ショックアブソーバーは、車のサスペンション構造の一部です。サスペンションとは車体とタイヤをつなぐ部品の集合体。タイヤと車をつなぐアーム・リンク類、地面からの衝撃を吸収するためのコイルスプリング(金属のばね)、そしてショックアブソーバーと、主に3つのパーツによって構成されています。車体と車をつないだだけでは、地面から受ける激しい衝撃がすべて車体に直接伝わってしまうため、車体に負担・安定した走行ができません。車が凸凹した地面を進む時や段差を超えるときに地面から受ける振動を吸収する役割をもっているのが、サスペンションなのです。
さて、今回はそのサスペンションの中のショックアブゾーバーの交換時のご紹介です。私は常に自分が納得いくまでテスト走行をするのですが、その間にふわふわ感(しっかりとタイヤが路面に押しつけられていない感じ)がある場合、かなり高い確率でショックアブゾーバーがへたっています。カーブでの揺れが大きくなったり、踏ん張りが弱く、ブレーキングも遅くなったりします。タイヤも変に消耗するので、早めの交換をお勧めします。
ここカリフォルニア州では日本のように2年毎の車検がありません。2年に一度のレジストレーション更新時期に (新車は登録3年間は免除、その後2年毎) 排気ガスの検査(スモッグテスト)をする程度。無いに等しい検査内容は、日本の車検と比較するとかなり緩いです。しかし、当然のことですが、車には適合規準があり、整備不良であれば故障につながります。良くこちらではフリーウェイ・道脇にボンネットを開けて止まっている車をみかけます。道端で故障してレッカー待ちの車ですね。故障してから直すのでは大きな費用が発生しますし、まず安全面において非常に危険です。
車のことはさっぱり?何をすれば良いのか?と疑問に思う方も多いかと思いますので、まずは最寄りの正規ディーラーに総合点検に持って行かれると良いでしょう。勿論、アクセルモータース でも整備工場にて総合点検をしているので、車の状態・整備などで不安に思われている方はお気軽にお問い合わせください。車が無いと生活が回らないアメリカ。車は日々の生活では必需品なので、しっかりとメンテして大切に使ってあげてくださいね。